整形外科の求人に応募をするときの勇気

整形外科の求人に求められる資質は

整形外科の求人に応募をするときの勇気 病院を受診する患者さんの8割くらいは、高齢者ではないかと思います。妊婦さんは病人ではありませんので、この患者さんの中から妊婦さんは除外しますが、それでもやはり高齢者が圧倒的に多いと思われます。内科も高齢者が多い受診科目ですが、なんといっても多いのは整形外科でしょう。腰が痛い、ひざが痛い、肩が痛い、首が痛いと訴えてきます。痛くないところはあるのだろうかと思うくらい、高齢になった両親がぼやく声を聞いていると思ってしまうので、寿命が延びた分、体のあちこちにガタがきてしまうのでしょう。昨年は、父に付き添って何度か大きな病院の整形外科に付き添いましたが、高齢の患者さんの多いこと、多いこと。朝8時頃から病院に行き、手続きを済ませ、診察はお昼ごろが当たり前でした。

中には怒り出す老人もいて、父もそのうちの一人になったこともあります。その様子を見ていると、整形外科の求人に応募する人は、医師であれ、看護師であれ、あるいは受付の事務の人であっても、忍耐強く冷静に対応できる人でないと無理なのではと思いました。耳の遠い人、理解のできない人になんとかわかってもらおうと、声を張り上げて、可能な限りわかりやすく説明している医療従事者の方々を見ていると、どんな患者を相手にするのも大変な医療機関での仕事ですが、とりわけ整形外科は大変だと痛感します。これからは、整形の求人項目に、忍耐強い人を求むという文言が加わるのではないかと、付き添いに行くたびに思うのでした。

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